

【ストーリー】 南極の厳しい自然の中で暮らす皇帝ペンギンたち。その求愛から子育てまでの姿を追い続けるフランスで大ヒットした動物ドキュメンタリー
南極に冬がやってくる3月、多くの生き物たちが暖かさを求めて北へ移動する中、逆に南へと旅を始めるものたちがいた。ペンギンの仲間の中でもっとも大きい、皇帝ペンギンたちだ。隊列を組んで行進を始めるペンギンたちが目指すのは、外敵が近づきにくい氷山に囲まれた土地だ。ここでペンギンたちは、お互いのパートナーを見つけるための求愛行動を始める。5月末、産卵を終えたメスたちは卵を自分のパートナーに託し、100キロあまり離れた海へ向かう。自分とこれから産まれるヒナのための餌を求めて。
野生動物をじっくり追い続けるドキュメンタリーといえば、古くはクストーとルイ・マルの共同監督による『沈黙の世界』から近年の『WATARIDORI』にいたるまで、フランスが得意とするものだ。フランスではテレビをつけても動物ドキュメンタリーはよく放送しているので、そうした土壌があるのだろう。本作は人も住まない南極の奥地、しかもマイナス40度にもなる寒さの中で、子作り、産卵、そして子育てをする皇帝ペンギンたちの姿を追ったものだ。画面には出ないが、撮影スタッフの苦労がしのばれる労作である。

【監督・脚本】
リュック・ジャケ

【ナレーション】
ロマーヌ・ボーランジェ シャルル・ベルリング ジュール・シトリュック


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