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【ストーリー】
180分の悪夢にようこそ。理解を超えた混沌と不条理が見るものを圧倒する、デイヴィッド・リンチ最新作

夫が町の実力者である女優のニッキーは、ある日、見知らぬ老婦人の訪問を受ける。その時受けた予言通りにニッキーは新作映画の主役に決まるが、その映画は主演の二人が撮影中に殺されたという、いわくつきのポーランド映画「47」のリメイクだった。撮影が進むにつれ、映画の中の役にリンクするようにニッキーは相手役のデヴォンと不倫関係になっていく。やがてニッキーは現実と映画の区別がつかなくなってしまい…。

ニッキーがいわくつきの作品に出演するうちに、現実と虚構の境界があいまいになっていく。そんな物語が用意されているが、リメイク版とオリジナル版の映画内映画、ウサギ人間の部屋、そしてそれらすべてをモニターで見ている「ロスト・ガール」と、5つの世界が次第に入り混じってくると、どれが“本当”の世界でどれが“空想”なのかは、もはや判然としなくなってくる。夢の世界では、話の途中で登場人物が入れ替わり、場所が飛躍しても矛盾を感じないだろう。本作もそれに似ているが、ただしそれが悪夢なのだ。ふだん意識しない、自分の深層心理に訴える何か。たとえそれがおぞましいものであっても、それを見たいという人におすすめの作品だ。

【監督・製作・脚本・編集】
デイヴィッド・リンチ

【出演】
ローラ・ダーン
ジェレミー・アイアンズ
ジャスティン・セロー
ハリー・ディーン・スタントン
ダイアン・ラッド

【配給】
角川映画

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