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火垂るの墓
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【ストーリー】
それでも兄妹は生きようとした。蛍のように儚く光りながら―― 戦争文学の金字塔を実写映画化 

1946年6月、神戸。空襲で焼け出された14歳の清太と4歳の妹・節子は、西宮の親類の家へと向かった。母親は空襲で死んでしまったが、清太はそれを節子に話していない。西宮のおばは訪ねてきた2人を追い出そうとするが、兄妹が貴重な食糧を持っているのを見るや態度を豹変、恩着せがましく2人を迎え入れる。しかしおばの2人に対する態度はあまりにひどく、それは日を追うごとに陰険になっていった……。

戦争文学の金字塔と言われる原作は、戦争の最中を生き抜こうとした幼い兄妹の姿を描いた、野坂昭如の直木賞小説。あまりに有名な高畑勲監督によるアニメ版など数々の映像化が行われたこの作品が、ついに実写映画としてスクリーンに映し出される。実写だけあってその描写はリアリスティック。特に混乱する人々や転がる死体など、戦争の悲惨さを真摯に伝えてくる。そしてそれ故に、清太と節子の物語がより明確に、かつより悲しく浮き上がる。吉武怜朗、畠山彩奈の素朴な演技、兄妹のおばを演じた松坂慶子の嫌味の効いた演技も光る。当初は黒木和雄が監督する予定だったが、その急逝後、日向寺太郎監督が遺志を引き継いだ。

【監督】
日向寺太郎

【出演】
吉武怜朗
畠山彩奈
松坂慶子
松田聖子
高橋克明
山中聡
池脇千鶴
江藤潤
原田芳雄
長門裕之

【配給】
パル企画

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