 2010年4月3日公開


【ストーリー】 現代の世相に切り込む、西川美和監督待望の新作
山間の小さな村のただ一人の医師、伊野(笑福亭鶴瓶)が失踪した。村人たちに全幅の信頼を寄せられていた伊野だったが、彼の背景を知るものは誰一人としていなかった。やがて刑事が二人やってきて彼の身辺を洗い始める――。失踪の2か月前、東京の医大を出たばかりの研修医・相馬(瑛太)が村にやってくる。看護師の朱美(余貴美子)と3人での診察の日々。そんなある日、一人暮らしの未亡人、かづ子(八千草薫)が倒れたとの一報が入る……。
『蛇イチゴ』『ゆれる』の西川美和監督が、笑福亭鶴瓶を主演に迎え、僻地医療や高齢化など現代の世相に切り込んだ人間ドラマの秀作だ。本作で映画初主演を務めた「日本で一番顔を知られた男」笑福亭鶴瓶が演じるのは、無医村に赴任した医師。村人から全幅の信頼を集めながらも、謎に満ちた彼の素性――。その医師の失踪をきっかけに浮かび上がる彼の行動と人物像を軸にした心理劇が展開される。『アヒルと鴨のコインロッカー』の瑛太をはじめ、八千草薫、余貴美子など、若手やベテランともに実力のあるキャストが集結した。前2作同様、“善”と“悪”の両極では決して語れない人間の複雑な内面を描くことに定評のある西川監督の脚本が秀逸だ。

【監督・脚本・原作】
西川美和

【出演】
笑福亭鶴瓶 瑛太 余貴美子 井川遥 香川照之 八千草薫

【配給】
エンジンフイルム、アスミック・エース エンタテインメント


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